ポストロック|postrock

オルタナティブ・グランジ・ポストロック

RADIOHEAD_In Rainbows

アーティスト:RADIOHEAD
タイトル:In Rainbows

曲目

  1. 1.15 Step
  2. 2.Bodysnatchers
  3. 3.Nude
  4. 4.Weird Fishes/Arpeggi
  5. 5.All I Need
  1. 6.Faust Arp
  2. 7.Reckoner
  3. 8.House of Cards
  4. 9.Jigsaw Falling into Place
  5. 10.Videotape
ダウンロード販売で話題の7thニュー・アルバム『In Rainbows』がCD発売!!! 2003年の『Hail To The Thief』以来4年ぶり、Thom Yorkeの初ソロ作を挟み、Radiohead通算7枚目のオリジナル・アルバムがリリース!本作は2007年10月よりCDに先駆けてバンドのオフィシャル・サイトでダウンロード発売、しかもその手法は購入価格を購入者が決めるという、これまでの音楽ソフト販売の常識を大きく覆すもので、このニュースは音楽専門誌だけではなく、新聞などでも大きな話題になりました。今回、CDとして本アルバムが発売されるのは全世界において日本が先行となります!!(オンライン限定のBOXを除く。)アルバムのプロデュースは“第6のメンバー”と呼ばれるお馴染みナイジェル・ゴドリッチ、アートワークは『My Iron Lung EP』以降のRadiohead作品を手掛けてきたスタンリー・ダンウッドが担当。アップテンポなギター・ロック・ナンバーの「Jigsaw Falling Into Place」や「Bodysnatchers」、『OK Computer』時に制作された未完成曲を新たにレコーディングした「Nude」、美しく壮大なバラード曲「All I Need」ほか全10曲を収録。前作から4年・・・待った甲斐がありました。涙なくしては聴けない傑作がここに誕生!!!
RADIOHEAD_In Rainbows

アーティスト:Mogwai
タイトル:ミスター・ビースト

曲目

  1. 1.Auto Rock
  2. 2.Glasgow Mega-Snake
  3. 3.Acid Food
  4. 4.Travel is Dangerousi
  5. 5.Team Handed
  1. 6.Friend of the Night (*single #1)
  2. 7.Emergency Trap
  3. 8.Folk Death 95
  4. 9.I Chose Horses
  5. 10.We're No Here
  6. 11.1% of Monster(Bonus Track)
前作『Happy Songs For Happy People』から約3年ぶり、グラスゴーの至宝モグワイが待望の5thアルバムをリリース!前作同様にTONY DOOGANがプロデュースを担当している本作は、メンバー自身も最高傑作と言い切るほどの自信作。ノイズが増強されたラウドなギターと幾重にも重なる音のレイヤーに、快楽指数はグンとアップ!そして大胆に採り入れられたピアノが神々しく鳴り響きます。また、ゲストに日本人バンドENVYのTETSUYA FUKAGAWAがヴォーカルとして参加! ・こちらはDVD付きの初回限定盤!DVDにはアルバムのレコーディング過程、インタビュー、ライブ映像等を収録したドキュメンタリーを収録!
RADIOHEAD_In Rainbows

アーティスト:MONO
タイトル:”Gone”(A collection of EPs 2000−2007)

曲目

  1. 1.finlandia
  2. 2.black woods
  3. 3.Yearning
  4. 4.Memorie al Futuro
  5. 5.Due foglie,una candela:II sofflo del Vento
  1. 6.Since I've Been Waiting For You
  2. 7.gone
  3. 8.black rain
  4. 9.rainbow
  5. 10.little boy(1945-future)
アメリカ、ヨーロッパを頻繁にツアーし、海外で圧倒的な評価を受けている日本を代表するインストゥメンタル・ロック・バンド、MONO。そんな彼らが2000年から2007年までに発表したアルバム未収録のシングルコレクションをリリース。結成直後にレコーディングされ、1000枚のみ即売された幻のEP「Hey,You.EP」をはじめ、レコードのみ限定発売されたPELICANとのスプリットアルバムや、コンピレーションアルバム「Thankful」収録曲など、これまで入手困難だった曲に加え、2007年にアメリカのレーベル、テンポラリーレジデンスで通信販売のみ限定2000枚で販売された4曲入りEPCD「The Phoenix Tree」を収録した全10曲!

A

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「ポストロック」を明確に定義するのは、とても難しく人によって捉え方が異なり、定義も曖昧である。
従来のロックの基本的要素とは、リフ、ヴァース、ヴォーカルによって歌詞がもたらすメッセージ性等である。しかし、ポストロックは聴き手に快感や高揚をもたらすそれらの要素を極力省き、スタジオ内での密室的実験性によってロックのスリリングさやダイナミズムを感じさせるものになっている。言うならば、ロックの可能性をより進化 / 発展させようとするバンドがつくり出すサウンドを、明確にカテゴリー化するために考案された言葉ではないだろうか。つまり、ロックを否定しようとするものではなく、ポストロックとは、ロックと地続きにあるものである。だからこそ、線引きも難しいし、何がポストロックで何がポストロックではないかというのは、答えは無いのかもしれない。実際、「ポストロック」で括られるバンドは、ハードコア(ジャンク)流れ、EMO、音響、エレクトロニカ(フォークトロニカ)、インディーロック、歌もの、アンダーグランド(アブストラクト)ヒップホップ繋がり、スロウ(サッド)コア、アンビエント、ダブ、ジャズ等の様々のジャンル(便宜上)とも交錯する。そこが聴き手にとってスリリングであり、だからこそ始めは新しモノ好きのリスナーを中心に盛り上がったのも必然なのである。ポストロックとは聴く立場、即ちリスニング体験からの発見であった。 リスナーが評価するところも当然其々だ。「革新性」や「精神性」。メロディの優劣。どれだけ新しいことをやろうとしているのか。結果に結びついているのか。どれだけの熱がこもっているか。どれだけ音楽に強い意思や意識が注入されているか。 解る人にハッタリは効かないし、上っ面を撫でただけのムーヴメントならば直ぐに無くなってしまう。 「ポストロック」という言葉の存在感は,まだまだ大きくなってゆくことだろう。
ポストロックの歴史と名盤を年表で勉強しよう!! 60年代末期〜70年代前半 ポストロックのバンドからテクノ系ア−ティストがその影響を公言してはばからないプログレッシヴ・ロックの一大ブーム『クラウト・ロック(ジャーマンロック)』。それらの個性に溢れる音楽性はポストロックに多大な影響を与え続けている(らしい。すいません、この辺り詳しくありません。。)実際、TORTOISEのジョン・マッケンタイアをはじめ、シカゴの音響派バンドの多くがカン(CAN)やノイ!(NUE!)などの影響を公言している。因みにドイツ語で「クラウト」は「ハッパ(!)」を意味するようです。サイケデリックな意味合いですかね(?)。 -------------------------------------------------------------------------------- 1991年 Slint 『Spiderland』リリース。今やポストロッククラシックとして随分な認知っぷりのこの一枚。Tortoise, The For Carnation、Papa M、Bastro, King Kongのメンバーが在籍していた奇跡のようなバンド。1st(本作は2nd)はアルビニ録音。大袈裟に言ってこのバンドが存在しなければポストロックとかマスロックという音楽は生まれなかった。先駆者。音的には、深く淡々と進み、急に狂ったように爆発する。そう、Mogwai、godspeed you! black emperorといったバンドの原型と言える。因みにジャケ写はウィル・オールダム(パレス、パレス・ミュージック、パレス・ブラザーズ、ボニー“プリンス”ビリーなど多くの名義を持つ)撮影。さて、先日トータスとの共演盤(ボニー“プリンス”ビリー名義)が出ましたね。今なお繋がってますね〜。 Bastro 3rd「Sing The Troubled Beast」リリース。現トータス / シー・アンド・ケイクのジョン・マッケンタイアとデヴィッド・グラブスが在籍していた伝説のバンド、バストロ。ジョン・マッケンタイアの刺青が深く納得できる音。トータスのファンが何も知らずに聴いたら、吃驚するであろうメタリックかつハードコアな音像。1st、2ndは、Big Blackの影響下にある金属ノコギリギターでフリーキーなサウンドであったが、本作には泣きのメロが加わっている。これを経てトータスを聴けば、トータスのやシカゴ音響派のイメージが変わること請け合い。そして、この後ジョン・マッケンタイアはトータス、デヴィッド・グラブスはソロへ。因みにバストロは先のスリントと同様にケンタッキー州はルイスヴィルで活動していました。 -------------------------------------------------------------------------------- 1994年 今や重鎮中の重鎮トータスの1st「トータス」リリース。あらゆる音楽的ルーツやスタイルを吸収し消化させ、生楽器と電子音が絶妙に入り混じるロックかつジャジーなインストロック。ここから “シカゴ音響派”は始まった。 -------------------------------------------------------------------------------- 1998年 Tortoise『TNT』リリース。歴史的名盤といっても過言ではない一枚。これにより音楽の聴き方が変わった人は結構多いのでは。自分もそんな一人。本作についてよく耳にするのは、ProToolsによるハードディスク・レコーディング云々かんぬん。要は今までの大掛かりなスタジオ録音ではなく、パソコンをベースにした録音方法の模様。自分はそれを重層的で流麗で複雑で繊細でセンチメンタルというあの凄まじい音像を盤に焼き付けるための情熱と捉えていて、一人勝手に胸が熱くなったりしています。本作が音楽シーンに与えた影響力は計り知れません。音だけでなく、三十路過ぎたおっさん達(失礼!)が楽器をとっかえひっかえ真剣に尚且つ心底楽しそうに鳴らす姿に勇気すら貰った、個人的にも思い入れのあるバンド。因みに本作のあのイカしたダメジャケは、メンバーの落書きをそのまま採用したものらしいです。 -------------------------------------------------------------------------------- 1999年 MOGWAI 『Come on Die Young』リリース。「ポストロック」と聞いてこのバンドを思い浮かべる人は多いはず。ロック・リスナーだけでなくテクノ好きにまでジャンルレスに支持されているスコットランドのダーク・サイケデリア、モグワイの出世作となった2ndフルAb。暗闇の中で深く静かに沈滞するギターやドラムのシンプルな反復、そして様々な想いを去来させるイマジナティヴ且つノスタルジックなメロディ。本作はイギー・ポップの言葉をサンプリングしたオープニングで始まったり(タイトル“PUNK ROCK”)、歯に衣着せぬブラー批判等、ロックンロール兄ちゃんの集まりでもある。因みにプロデューサーはデイヴ・フリッドマン(MERCURY REVメンバー。The Flaming Lips、Low、Number Girl等を手がけた)。 ソニックユース / A Thousand Leaves えっ、と思われますか。ポストロックを通過した耳で聴いてみてください。音響的なギター音にハッとするでしょう。儚い美しさ。因みに本作以降の作品は全て“ポストロック耳”で聴けますよ。 Death Cab for Cutie / We Have the Facts and We're Voting Yes あっという間に米インディを代表するバンドになり、そしてメジャーでもさらっと成功を収めたデス・キャブ・フォー・キューティー。「ポストロック」で挙げるならこのアルバム、かつ個人的に本作がデスキャブ・ベスト。リリースした音源全てが最高ですが、一時期こればっかり聴いていたので想いいれでもやっぱコレ。感傷的な泣きメロ、せつないヴォ−カルと卓越したサウンドプロダクション。ベン・ギバードとクリス・ウォラのバンドの主要人物の2人はDCFC以外の活動も活発に行っており、ベンは、DNTELのジミー・タンボレロと組んだポスタル・サーヴィス(サブ・ポップリリース)1stアルバム『ギブ・アップ』がCMJチャート1位を独走の大ヒット、一方クリスは、日本でも大きな話題となったVELVET TEEN (ヴェルヴェット・ティーン)のプロデュースを手掛けていたりもしている。これまた、どちらも美メロ。必聴。 TOE / the book about my idle plot on a vague anxiety 邦インストロックの代名詞と呼ばれるまでになったtoe。メロウなツインギター、シンプルなバンドサウンドを支えるベース、そして特筆すべきはエモーショナルでイマジネイション溢れる唄うドラム。本当にこのドラミングは唄っています。インスト好きで未聴の方、想像以上のポテンシャルです。圧巻。今作にはクラムボンの原田郁子参加。因みにTOEで「トー」と読むらしいです。 アラブ・ストラップ / レッド・スレッドうだつのあがらない風采の二人組が鳴らすのは、ただれた日常の風景だ。ロクデモない本当のことだけを描いた歌詞、フォーキーなサウンドに絡みつく安っぽいリズムボックスから流れる四つ打ち、あらゆる感情を蹂躙しながらボソボソと発せられる“酔いどれ吟遊詩人”エイダン・モファットのヴォーカル。鳥肌ものの狂ったような四つ打ちに流麗なメロを絡ませたキラーチューン。陰気で不穏な音は、静謐でありながら殺伐としていながら、メランコリーや郷愁、そしてロマンティシズムさえも湛えている。これをどうやったらキライになれるのか。到底無理無理。 13 God / 13 God 蟻のロゴでおなじみの米異色西海岸アンダーグラウンドHip Hop集団アンチコン(Anticon)。Hip Hopを軸にしながらも、その枠組みに収まることなく、ジャンルを縦断し続けている人達です。その中からThemselves(Doseone, Jel + Subtle のDax Pierson)とドイツのバンドNotwistのユニットが13 God。ゲストにLali Puna(morr music)、why?(アンチコン)。ポストロック的な要素を強く感じる1枚。メランコリックなメロを奏でる生音、ブレイクビーツ、グリッチビートをあわせた哀愁のトラックが肝。メロは独特の高揚感すら感じさせます。参加しているLali Puna、Notwist、前出のHOODなんかが好きな人は気に入ると思います。つまり、ポストロック、ヒップホップ、スロウコア、エレポップなんかが渾然一体となった音楽。Anticon勢とThe Notwist、Morr Music周辺の交流が、一つの形、そして作品として実を結んだ最高のコラボアルバム。 finn. / the ayes will have it ドイツはハンブルグのPatrick Zimmerによる2ndアルバム。 打ち込みポストロック / エレクトロニカといった風情。トム・ヨークが宅録しているかの様な音。声質も似ていて、引っかかるものがあります。このまま日の目を見なかったら可哀想なくらい泣ける良い曲書いているのにな。日本盤出ないんすかね。ただジャケのセンスが痛。。 DUSTER / Contemporary Movement スロウコア、だけどそれだけでは括ることのできない音がここにある。歪みながら、リフレインする不安を煽るギター、ダウンビートのなかで交錯する倦怠感のあるフレーズ、つぶやくようなヴォーカルが被さる幻惑的なサウンド。聴いていて緊張感すら感じる音。替えの効かない音楽。次のアルバムを期待してますが、全く音沙汰なし。一体どうなっちゃっているのかを知っている方、教えてください。。 PINBACK / Blue Screen Life 歌ものの傑作。超絶的美メロ。ただそれだけでは片付けられない。天才Rob Crowの関わる多くのバンド[THINGY (マイブラ的でもある。Heavy Vegetableの発展バンド)、Optiganaly Yours、ソロ等]の中でも元スリー・マイル・パイロット(3 mile pilot / EMOの源流の一つと云われている) / 現Black Heart Processionのザックと一緒に演っているこのPinbackこそが多くの好きもの達にとってベストなのではないだろうか。不規則なフレーズが奏でるエモーショナルで切ないメロディが全編を覆うものの、メジャー感はない。片っ端から作品を揃えたくなる信頼に足るアーティスト。実際EPまで捨て曲無し。因みに前出のAnticonのメンバーもピンバック好きらしいです。両者とも最高に好き。 -------------------------------------------------------------------------------- 2000年 レディオヘッド『KID A』リリース。全てが一緒くたになったこのアルバム。方法論だけの話でない。目を背けたくなるほどの最果ての音楽。 Sigur Ros 『Agaetis Byrjun』リリース。今やビョークと並んでアイスランドを代表するシガー・ロス。本作で全世界ベースの注目を浴びた。その後の活躍は周知の通り。冷ややかなサイケデリック・アンビエントの上を漂う穏やかなファルセットのメロディ。幻惑的なサウンド・スケープを基調としながら、オーガニックなパッションも同時に感じさせる音。北欧という場所も関係なくもないのだろう。しかし、この幽玄な独特の空気感は彼らにしか出せません。 -------------------------------------------------------------------------------- 2001年 HOOD 『Cold House』リリース。ポストロック、アンダーグラウンドヒップホップ、エレクトロニカ等あらゆるフィールドで傑作と称された本作。発売当初は“裏KID A”とか云われていました。サウンド的には、叙情性のあるギターフレーズのリフレインの上を、電子音のエフェクトや、グリッチ(接触不良)音、ピアノが絶妙のタイミングで入り、乾いた声質で淡々とメロディをなぞるヴォーカルがその隙間を掻き分けて進んでいく。アングラヒップホップの雄アンチコンのdoseoneとwhy?の参加も見逃せません。ここら辺の交流も好きな方は堪らないはず。ジャケ写もシングルまで徹底して景色を用いていて、音とリンクした秀逸なもの。心象風景。絶対にカルトヒーローの座なんかで収まってはいけないポストロック界の至宝。プレフューズ73(スコット・ヘレン)の別プロジェクトSavath Savalasなんかが好きで未聴の方、勿体無いです。。因みに90年代中期より活動していて、初期はローファイ / インディーロック然とした音です。